64/366日・・・3月4日は何の日?
ミシンの日
ミシンの特許取得から200年の節目を受け、日本家庭用ミシン工業会が1991年に制定した日です。「ミ(3)シ(4)ン」の語呂合わせから3月4日を選びました。1790年にイギリスのトーマス・セントが特許を取得した歴史にちなみ、衣服づくりや身近な布小物など、縫う楽しさとミシンの役割を伝えています。
※詳しくは「ミシンの日」をご覧ください。
サッシの日
窓や建具に使うサッシを広く知ってもらうため、吉田工業、現在のYKK APが制定した日です。「サッ(3)シ(4)」という語呂合わせが由来です。サッシはガラスなどを支える窓枠や、その枠を使った窓のこと。普段は何気なく開け閉めする窓にも、住まいと外の空間をつなぐ建材としての役割があります。
三線の日
沖縄の楽器・三線に親しみ、音楽を楽しむ日です。琉球放送が1993年に提唱して始まり、「さん(3)し(4)ん」の語呂合わせから3月4日としています。祝いの席で演奏される「かぎやで風」などを各地で奏でる取り組みが行われてきました。世代や地域を越え、三線の音色を通して沖縄の文化を分かち合います。
円の日
明治2(1869)年の旧暦3月4日に、明治政府が貨幣の形を円形に統一する方針を定めたことにちなむ日とされています。通貨単位としての「円」が正式に定められたのは、1871年の新貨条例です。形についての方針と制度の成立を区別しながら、身近なお金が生まれた歴史を振り返る機会になります。
雑誌の日
雑誌のオンライン書店を運営する富士山マガジンサービスが、2008年に制定した日です。「ざっ(3)し(4)」の語呂合わせと、新生活に向けて知識を得る春の時期にちなんでいます。趣味や仕事、暮らしなど、雑誌には一つのテーマを多様な角度から伝える魅力があり、新しい関心を見つけるきっかけになります。
酸蝕歯の日
歯が酸によって影響を受ける「酸蝕歯」を広く知ってもらうため、グラクソ・スミスクラインが制定した日です。「さん(3)しょくし(4)」の語呂合わせから3月4日としました。酸蝕歯は、酸の作用で歯の表面のエナメル質が失われる状態を指します。歯の健康を考えるうえで、むし歯とは異なる酸の影響にも目を向ける啓発の日です。
バウムクーヘンの日
1919年3月4日、菓子職人カール・ユーハイムが広島の展示即売会でバウムクーヘンを出品したことにちなみ、ユーハイムが2010年に制定した日です。会場は現在の原爆ドームに当たる建物でした。木の年輪のような層を持つドイツのお菓子が、日本で紹介された歴史を伝える記念日です。
サンヨーの日
山口県岩国市で産業廃棄物のリサイクルなどを手がける株式会社サンヨーが制定した日です。社名を「サン(3)ヨー(4)」と読む語呂合わせにちなみます。未来の子どもたちに豊かな地球を残したいという思いを確かめ、地域の清掃などにつなげる記念日で、資源を循環させる仕事や身近な環境への関心を促します。
三姉妹の日
三姉妹の調査や研究を行う三姉妹総合研究所が制定した日です。「さん(3)し(4)まい」という語呂合わせと、雛祭りなど女性にちなむ行事がある3月の時期に由来します。2011年に日本記念日協会の認定を受けました。三姉妹という家族の形に目を向け、姉妹それぞれの個性や、きょうだいの関わりを考える機会です。
オーミケンシ・レーヨンの日
繊維事業を手がけるオーミケンシが、レーヨン綿やその製品を知ってもらうために制定した日です。日付を「0304」と並べ、「オー(0)ミ(3)レー(0)ヨン(4)」と読む語呂合わせが由来です。レーヨンは木材パルプなどのセルロースを原料に作る再生繊維で、身近な衣類や生活用品を支える素材の一つです。
差し入れの日
日本残業協会が、差し入れを通じた職場の交流や、頑張る人への応援を広めるために制定した日です。「さ(3)し(4)いれ」の語呂合わせと、年度末の決算前で忙しくなる時期にちなんでいます。飲み物や食べ物などを届ける小さな心遣いをきっかけに、相手へのねぎらいや感謝を言葉にする機会になります。
スカーフの日
日本スカーフ協会がスカーフの魅力を広めるために制定した日です。由来とされるベールの三角形と四角形に3と4を重ね、春先に身に着ける機会が増えることから3月4日としました。協会の解散後は川辺が記念日を継承しています。巻き方や色、柄で表情が変わる布の小物を通して、装いの楽しさに触れる日です。
3月4日が誕生日の有名人
- 山本リンダ
- 浅野温子
- 片岡愛之助
- 野島伸司
- ふじいあきら
- 笹峰愛
- 中條かな子
- KONAN
- 中村蒼
- 細田よしひこ
- 小谷真生子
- 本山哲
- 青島あきな
- ヒラム・ボカチカ
ミシンの日
<ミシンの日>由来
イギリスのトーマス・セントが世界で初めてミシンの特許を取得した1790年から1990年はミシン発明から200年という事で、翌年1991年に「ミ(3)シ(4)ン」の語呂合わせになる3月4日を記念日として「ミシンの日」が制定された。また、同工業会は1月から3月を「ミシンの月」としている。
ミシン
世界のミシン
1589年にイギリスで編み機が発明され、1755年と1790年には別のミシンがイギリスで発明されたが量産されませんでした。1810年にドイツでは針先端付近に針穴がついたミシン針が発明され、近代ミシンの原理の基礎を形成しました。1830年にはバルテルミ・ティモニエが特許を取り、1840年に80台生産されたが、失業を恐れた他の仕立て屋によって工場が焼き討ちにされるという事件が起こりました。
アメリカではウォルター・ハントが1830年代に現在とほぼ同じ構造のミシンを発明しましたが特許を取らなかったため、特許紛争の原因となりました。1850年にアイザック・メリット・シンガーが現在とほぼ同じ構造のミシンを発明し、特許を取り、シンガー社を設立しました。
日本のミシン
1854年にアメリカのペリーが将軍家にミシンを送り、1860年にジョン万次郎がアメリカからミシンを持ち帰ったというのが最古の記録です。明治期になってからミシンの普及が始まり、初期は輸入だけでしたが、技術者によって徐々に国内生産が開始されました。最初の製造業者は左口鉄造で、1881年に国産ミシンが第2回内国勧業博覧会で展示されました。1921年にパイン裁縫機械製作所がミシンの量産を開始しました。大正時代には輸入品の故障や品質の不安定さに着目して安井正義(ブラザー工業創始者)が国産ミシンの製造に着手しました。1928年に「昭三式ミシン」を発表し、販売を開始しました。第二次世界大戦で家庭用ミシンの製造は禁止されましたが、1945年に終戦を迎えるとミシンの需要が飛躍的に増大しました。
1947年に家庭用ミシンの規格が統一され、1948年に規格に基づいた製品が出荷され始めました。日本は家庭用ミシンを重要な輸出品として国内外で販売しました。特にアメリカ合衆国向けに多く輸出され、1956年にはダンピングの非難を受けて輸出価格が大幅に引下げされました。家庭用ミシンは当時日本の既婚女性が内職をするために使用されましたが、近年は海外に移転し始めて減少傾向にあります。一方で、工業用ミシンは高精度の金属加工技術が要求され、部品の多くは日本で製造されていますが、コストダウンのため海外で生産されることも多くなっています。

